思い切ってフリーランスになる!
どうやってキャリアアップしようか迷っているなら、転職ではなくフリーランスになるという方向性を検討してみてはいかがでしょうか。働き方が多様化するにつれて、フリーランスの道を選択するプログラマーは確実に増えています。ただ、フリーランスについてよく知らないと、リスクのほうが気になってしまうかもしれませんね。そこで、リスクと合わせてフリーランスの魅力についてご紹介します。
フリーランスのリスク
多くの人がフリーランスになるのをためらうのは、会社員とは正反対の不安定な収入にあります。働き方の自由度が高くなる一方で、仕事とプライベートの線引きが難しくなるという問題もあるでしょう。ただ、今は会社員が絶対安定とは言えない時代。休暇も思ったように取れない会社員とフリーランスのリスクがかけ離れているというほどでもないのです。
フリーランスのプログラマーは稼げる
リスクしかなかったら誰もフリーランスにはなりません。つまり、それなりのメリットがあるということです。30代のITエンジニアで正社員とフリーランスの平均年収を比較すると、フリーランス年収が200万円以上会社員を上回っています。フリーランス市場におけるプログラマーの価値は高くなっているのに、若手正社員のプログラマーの給与は低いままというのがその一因。同じ仕事をするなら稼げるフリーランスのほうにしようというのも納得です。ただし、年齢が高くなってくるにつれて正社員とフリーランスの年収にはそれほど差がなくなってくる傾向もあるので、独立するなら早いほうが生涯年収は高いでしょう!
どのぐらいの経験があれば独立できるの?
問題はフリーランスになるタイミングです。当然ながらプログラミングスキルのないままフリーランスになることは不可能なので、どこかでそれなりの経験を積んでおく必要がありますが、どの程度の経験があれば独立できるのかが謎かもしれませんね。フリーランス向けの案件は様々なので、実務経験が半年あればできる案件からベテラン向けの案件まで種類は豊富です。経験半年のフリーランスでも、週5の常駐案件なら収入は会社員を上回ることもできますよ。
フリーランスには魅力がいっぱい
一度社会に出れば、多くの時間を仕事に費やすことになるわけですが、会社員になると、仕事を選ぶこともできなければ、プライベートな時間を自由にカスタマイズすることもできなくなります。その点フリーランスには多くの自由があります。働かなければお金にならないので、自由ばかり満喫していられないとはいえ、仕事とプライベートのバランスを自分で調整できるのはかなりの魅力ですよね。もっと稼ぎたいと思えば仕事を増やせばいいですし、スキルが上がれば単価をあげて収入を増やすという方法もあります。せっかくプログラマーとしてのスキルがあるなら、フリーランスにチャレンジしないともったいないかもしれませんね。
こっちもチェック!!
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資格を取得してスキルを証明!
プログラマーがキャリアアップのために資格を取得することは、有効な手段の一つといえるでしょう。資格がなくてもスキルがあれば仕事ができるプログラマーですが、スキルを客観的に証明する手段として資格を取得することは重要です。転職時のアピール材料になる「応用情報技術者試験」「Javaプログラミング能力認定試験」「PHP技術者認定試験」「C言語プログラミング能力検定試験」の4つの資格をご紹介します。
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思い切ってフリーランスになる!
プログラマーとしての腕一本でキャリアアップを目指すなら、思い切ってフリーランスにチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。フリーランスと聞くとハードルが急に上がったかのように感じるかもしれませんが、今はフリーランスをサポートするサービスが充実しているなど、活動しやすい環境を簡単に整えることができますよ。リスク面が気になるなら、メリットと比較してじっくり考えてみましょう。実際のところを知ればフリーランスも現実的な選択肢になってくるはずですよ。
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プログラマーにもいろんな種類がある!
プログラマーの仕事は、Web系などのようなIT業界だけでなく、家電業界や金融業界など様々な分野にあり、それぞれに必要とされるスキルを持ったプログラマーが活躍しています。プログラマーから転職してキャリアアップを目指すなら、他の分野のプログラマーの仕事にはどのようなものがあるのかを理解しておくことも大切ですね。また、プログラミング言語を使ってプログラムを組むだけでなく、バグを見つけて修正することの重要性も認識しておかなければなりませんよ。