管理職ではなく、現場リーダーとして活躍する!
キャリアアップを目指す先に昇進をイメージする人も多いですが、プログラマーの仕事が得意な人にとって、昇進は必ずしも魅力的なものではないかもしれませんよね。そうであれば、リーダーとして現場で活躍し続ける道へ転職するのもアリかもしれません。
ベテランだから管理職に向いているとは限らない
技術者としてずっと仕事をこなしてきたプログラマーが、熟練の技術者として周囲に認められるようになった頃、突如として上から管理職を命じられるというのはよくあることです。経験を積んだら管理職へとステップアップしていくのは自然な流れとはいえ、プログラマーというIT専門職からいきなりの管理職には違和感を覚える人も多いのではないでしょうか。
管理職の場合、プログラマーのスキルとは全く違う分野の知識と常識を身につける必要があります。そうなると、プログラマーとしての仕事からはどんどん遠のいてしまい、好きなコーディングもほとんどできなくなってしまいますね。つまり、管理職として働くようになったら、技術者としてのキャリアはそこまでということです。プログラマーとしての能力が高い人は会社からいろいろな意味で期待されてしまいますが、優秀なら誰でも管理職に向いているとは限らないのです。
プログラマーとしてリーダーシップを発揮する
システム開発プロジェクトでは、チームの中でそれぞれの役割と仕事を与えられ、組まれたスケジュールに間に合うよう作業を進めます。プログラムを組めばサクサクとシステムが動いてくれればいいのですが、課題を1つクリアするまでに色々な問題が発生しては考えて解決することの繰り返しで、思ったように進まないのがシステム開発の難しさであり面白さでもあります。
そんな作業に集中することが得意なプログラマーにとっては、そのまま現場に居続けることが一番の望みかもしれませんね。人をマネジメントすることは苦手でも、技術面のリーダーとして現場を引っ張ることができれば、自分の強みをより強くしていくことができるはずです!
現場経験が増えてくると、問題解決方法の引き出しも増えるはずなので、テストやバグの発見、プログラムの修正など、リーダー格としてプログラム全体を見る作業が多くなります。職場で戦力として頼りにされればされるほど自分の仕事に没頭する時間は減ってしまいますが、そんなときこそ1人で仕事を抱え込まず、若手のプログラマーに仕事を任せてみるのはいかがでしょうか。プログラマーとして成長していくために、同じところで同じ仕事ばかり繰り返すのではなく、新たな目標を持ってチャレンジし続けるようにしましょう。そうすることで、技術リーダーとしての価値を高く評価してもらえるようになるでしょう!
こっちもチェック!!
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資格を取得してスキルを証明!
プログラマーがキャリアアップのために資格を取得することは、有効な手段の一つといえるでしょう。資格がなくてもスキルがあれば仕事ができるプログラマーですが、スキルを客観的に証明する手段として資格を取得することは重要です。転職時のアピール材料になる「応用情報技術者試験」「Javaプログラミング能力認定試験」「PHP技術者認定試験」「C言語プログラミング能力検定試験」の4つの資格をご紹介します。
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思い切ってフリーランスになる!
プログラマーとしての腕一本でキャリアアップを目指すなら、思い切ってフリーランスにチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。フリーランスと聞くとハードルが急に上がったかのように感じるかもしれませんが、今はフリーランスをサポートするサービスが充実しているなど、活動しやすい環境を簡単に整えることができますよ。リスク面が気になるなら、メリットと比較してじっくり考えてみましょう。実際のところを知ればフリーランスも現実的な選択肢になってくるはずですよ。
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プログラマーにもいろんな種類がある!
プログラマーの仕事は、Web系などのようなIT業界だけでなく、家電業界や金融業界など様々な分野にあり、それぞれに必要とされるスキルを持ったプログラマーが活躍しています。プログラマーから転職してキャリアアップを目指すなら、他の分野のプログラマーの仕事にはどのようなものがあるのかを理解しておくことも大切ですね。また、プログラミング言語を使ってプログラムを組むだけでなく、バグを見つけて修正することの重要性も認識しておかなければなりませんよ。